「ヤマト2199」艦載機
ヤマトには2種類の戦闘機が搭載されていますよね。
ひとつは
ヤマト艦尾上甲板に設けられたカタパルトから発信する
「零式52型空間艦上戦闘機 (通称:コスモ・ゼロ)」
ゼロ戦がモチーフなのは、言うまでもありません。
艦尾カタパルトの制御室。これはうれしい描写ですよね!
「わかってるっていってるでしょ。」
旧作では、
コスモ・ゼロはほとんど古代専用機(隊長機)という扱いでしたが、
「2199」では、山本 玲が載る機体もあるので
少なくとも2機は搭載されている。
それとは別に、航空隊があり
旧作では使用する機体がブラック・タイガー、
航空隊の名称もブラック・タイガーチームでしたが、
これが「ヤマト2199」では、
使用ウする機体はファルコン(はやぶさ)という名称になり、
旧作のブラック・タイガーに比べるとずいぶんシャープなデザインになりました。
ファルコンは、格納庫に通じる艦底部のゲートから発進。
「はやぶさ」 というと、
かの有名な探査衛星を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、
ここでいう 「はやぶさ」 は、
軍歌「加藤隼(はやぶさ)戦闘隊」にうたわれている
大日本帝国陸軍一式戦闘機の通称名からきてます。
太平洋戦争当時はまだ空軍という概念はなく、
海軍と陸軍にそれぞれ航空隊があるという組織体系だったようです。
で、海軍に配備されたのが 零式艦上戦闘機・・・ゼロ戦、
陸軍に配備されたのが壱式戦闘機・・・通称:隼(はやぶさ)
というわけです。
コスモ・ゼロが零式戦闘機をモチーフにしているように、
ファルコン(はやぶさ)は
一式戦闘機をモチーフにしているというわけ。