「デスラー総統が暗殺された!?」
「2199」ではここから
オリジナル「宇宙戦艦ヤマト」とは違う展開になるのか?
旧作からのファンの中には、
デスラーのあまりにもあっけない最期に
ゼーリックより先に
「そんなぶぁかな!」 と叫んでしまったという方も
少なからずいらっしゃったことでしょう。
かく言う私も最初見たときは一瞬 「おろ?」となりましたが、
しかし!デスラー総統は、
「さらば宇宙戦艦ヤマト」のキーマンになる御方なので
ここでお亡くなりになってしまうと
この続きはないことになってしまう・・・。
いや、そんあはずはない。
これは何かあると思いながら成り行きを見守っていたところ
おおむね、予想通りの展開となっていきました。
次元潜航艇の艦長フラーケンが魔女の回で
「今度の仕事は、総統直々の特務・・・。」
などと言っていたこととここでも符合しましたね。
いや、しかし、濃い1時間スペシャルでしたね。
今日はぐっすり眠れそうだ。
おやすみ。諸君!
夏休み子供科学(一部空想科学)Web相談
今週のお題「宿題」
「宇宙戦艦ヤマト2199」をみてわからないことを調べれば
それだけで自由研究は膨大な量になるはずだよ。
たとえば、こんな疑問がわいたとしよう。
問1.宇宙船が光の速さに近付くと・・・
宇宙船の中の時間の進み方がゆっくりになるってほんとうですか?
答1.そうなんです。もしも皆さんが光の速度に近いスピードの宇宙船に・・・。
ちなみに、光の速さを数字であらわすと、秒速 約30万km。
30万kmというと、地峡と月の間の距離がちょうどそれくらいなので、
地球から月まで1秒で行ける速さ・・・tってことになりますね。
速ええ!光、はええ!(゜ロ゜)ギョェ
そして、1光年という単位は、その光が1年かかってすすむ距離。
遠ええ!果てしなく遠ええ!!
さらに、イスカンダルは 16万8000光年 の彼方・・・。
光が16万年以上かかって進む距離ってどんだけー!!
まぼろし~~~!!!
問2。ワープってほんとうにできるんですか?
答2.・・・物体のスピードは光の速さ以上にはなれません。そこで、・・・。
ワープできないと
移動する間の何万年も期間
冷凍睡眠で寝てなきゃならなかったりするので、
お話が全然進みませんね。
だからヤマトの世界にはワープ航法が必要なんです。
≪チャレンジ応用≫
ワープ以外の超光速航法についても調べてみよう。
① リープ航法 (宇宙の騎士テッカマン)
② DSドライブ (伝説巨神イデオン)
③ フォールド航法 (超時空要塞マクロス)
など
200年後も 「本(印刷メディア)」 は存在するか?
「宇宙戦艦ヤマト」は今から約200年後の話です。
現在TV放映中の「宇宙戦艦ヤマト2199」も
オリジナルのリメイクなので
当然同じ時代の出来事を描いているわけです。
ですが・・・、製作された時期に40年の開きががあるために
「未来」の描き方が大きく変わっています。
「2199」を観ていると、すでに大まかな流れがわかっているせいか
200年後の世界をどう描こうとしているのかがとても気になります。
例えば、前回のエピソードでは
「中原中也の詩集」がキーアイテムになっていましたが、
ふと思ったのは、「電子ブック」じゃないんだ・・・。」って。
同じように、艦長室のカウンターに
ドストエフスキーの「罪と罰」が意味ありげに置いてあるんですが・・・、
これもどううやらハードカバーの 「本」 みたいなんですね~。
総監督の出渕さんに、
200年後の日本人にも活字に親しんでいてほしいという思いがあるのか
それとも、ただ単に演出上電子書籍は使いにくかったのか・・・。
もし、出渕さんにインタビューする機会があったら
そのへん聞いてみたいなあ・・・。
その他にも文化的な面で気付いたところ、気になるシーンがいくつもあります。
文化・・・というか、インターフェイスですね。
主に機械と人との関係、人々の生活がどういう方向に進みそうか、
というようなことです。
例えば、最初のワープテストをおこなう際の艦内放送のマイク。
旧作ではカールコードでしたが、「2199」ではワイヤレスになってました。
(個人的には、マイクもいらないと思いますが・・・。)
例えば、佐渡先生が艦長の手術をするシーン。
遠隔操作で、メディカル・ナノマシーンがサポートしてたじゃないですか。
佐渡先生も普通にパソコンを使っておられるようですし(笑
あと、中央作戦会議室のスクリーン。
3D映像じゃないんだ・・・って、思いませんでした?
200年後なら、3Dが普通になってないか?・・・みたいな。
まあ、そんな、こんなでね、
画面を見てると
作り手がどういう未来をイメージしているのかということが
結構わかっちゃうんですね。
しかし、これから先はストーリーも盛り上がってくるし
あたらしいサイドストーリーもからんでくるようなので、
そんな細かいことは気にしてる余裕はなくなるかもね。
ここからの盛り上がりに期待(^^)v
沖田 VS ドメル 戦法の違い
「宇宙戦艦ヤマト」の最大の見せ場は
七色星団戦だと思いますが、
それはもうクライマックスになるとドメルの顔の影が3段落としになり
線も多くなって完全に劇画タッチ・・・。
初めて「消える魔球」を見たときのオズマのような表情
になっちゃったりするところからも
容易に激闘が想像できるわけですが・・・
「宇宙戦艦ヤマト2199」でも
当然そこに並々ならぬ気合いが入ることになります。
しかし、毎回戦闘のたびに思うのは、多勢に無勢・・・。
「こっちは1隻なのによお!よってたかってずるいやろ!!」ってこと。
宇宙戦艦ヤマト2199 第一次ドメル戦 戦闘シーン カッコ良過ぎてしびれる - YouTube
だけど、そんな視聴者の心配をよそに、
ヤマトは毎回なんとか切りぬけて見せる。
飛天御剣流じゃあるまいし、1対多数でなぜ勝てる?
そこに沖田戦法の秘密がある・・・と、私はみます。
「この程度の戦艦一隻沈めれぬようでは
狼の名も地に落ちたものよのう。ドメルよ。
ふは、ふはははははははは・・・!」などと侮るなかれ。
ずばり!沖田戦法とは・・・、
敵の作戦のキモとなる部分を潰して、作戦を遂行できなくする闘い方なのだ。
最初の対ドメル戦では、旗艦の主砲を潰した。
そこいらの指揮官ならそれだけでも戦意を喪失だ。
しかし、さすがにドメルは歴戦の勇士らしく
「やりやがったな!」と詰めに入る。
一方、ドメルの得意とする戦法は、
敵の戦力を分断(または分散)させて
もろくなったところを責めるスタイル。
窮極は、後に「デスラー戦法」と呼ばれることになる
瞬間物質移送機による波状攻撃だ。
そんな両者がガチで激突!!
ドメルと沖田。決戦の日は近い!
『宇宙戦艦ヤマト2199 第六章 到達!大マゼラン』Long Verisonプロモ・ビデオ ...
「ヤマト」の昔のストーリーを確認するために・・・
自分ちの蔵からロマンアルバムを発掘してきました。
発行されたのは1977年9月。
アニメージュが創刊される前ですので、テレビランド増刊として出版されていました。
ということは・・・、
アニメージュはテレビランドから派生したアニメ雑誌だったんですね。
ストーリーを追っかけてみると、結構
「えーっ!!こんな話だった!?」とびっくりさせられることが多い。
先日「2199」のエピソードで、滅亡した星として描かれたビーメラ星。
旧作では生きたビーメラ星人が登場。
ガミラスに支配されていたところ、ヤマトがガミラスの基地を叩き
ビーメラ人を解放するというエピソードになっていた。
しかも!そのエピソードの絵コンテを切ったのは
なんと!あのガンダムのキャラデザインでお馴染みの 安彦良和 氏!
ええっ!安彦さん!?
絵コンテということは、映画でいえば「演出」ですわ。
役者にどういう演技をさせるか,どういう場面、レイアウトにするか
アニメの場合、ほとんどこの絵コンテにかかっているとい言ってもいい。
シリーズ演出は 石黒 昇 氏 ですが、
全26話中 8話分の絵コンテ に 松本 零士 氏 の名が!
松本 零士 氏 がいかにこの作品に深くかかわっていたかがわかります。
ワープテストのエピソードでは、
あのガンダム総監督の
富野 氏 も絵コンテに参加。
今見るとそうそうたるメンバーですわ。
当時は皆さん若かっただろうと思いますが、それにしても実力者ぞろい。
いまさらながら、「面白くないわけがない」って思います。
冥王星では、
古代らがイキナリ反射衛星砲の砲台基地に潜入。
内部から破壊する作戦を展開。
いや、しかし・・・。そう簡単には潜入出来んでしょう。
おもろいわ~。まだ当分楽しめそうだ。
「宇宙戦艦ヤマト2199」TV番組サイト 予告編一挙公開中!
ヤマトの航行能力について
ヤマトの航行能力については、
なかなか正確な記述がないんですが・・・
1回のワープで MAX 何光年ジャンプできるんでしょうか?
「ヤマト2」では、2000光年が新記録
とか言ってるエピソードもありましたが・・・
一気に30,000光年ジャンプすれば
35日の遅れを取り戻せるみたいな会話から推察するに
1日1,000光年がキツソそうな感じですよね。
波動エネルギーをチャージする必要があるのか
ワープは1日2回から3回しかできないようだし・・・。
それに、大きな重力場があると航路がゆがめられ
設定航路の誤差の範囲をこえてコースを外れそうになると
ワープが中断してしまうようなので、
仮にMAX1,000光年としても、毎回1,000光年というわけにはいかないようだ。
さて、
次回は亜空間ゲートを使うわけだが・・・。