Fly me to the Iskandar

~私をイスカンダルへ連れてって~

なぜ・・・たずねないのかな

「ヤマト2199」第6章のPVをみて初めてこのセリフを聞いたときは

本当にびっくりしました。

 

「どうして波動エンジンではなく

コスモリバースシステムを直接持ってきてくれなかったのかと・・・。」

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「いや、・・・だって、その昔

うっかりそれを聞いて滅んでしまった星があるって

おどす・・・んだ・・も・・ん。ビ、ビーメラとか・・・;^_^A 」

 

というのは冗談ですが(笑

そうなんです。まさにそうなんですよ。

だけど、いきなりコスモリバースを持ってこられたら

イスカンダルへ行く必要もなくなり、光速を超える必要もなくなる。

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つまり、ヤマトの物語そのものが成立しなくなっちゃうわけですよ(汗

・・・というわけで、実は、この質問、

昔からファンの間では暗黙のうちにタブーとされていて

誰もツっこまず、ネタにもせず、

触れないように振らないようにしてきた命題なんですねえ。

 

そこをイキナリ聞くかぁ?

・・・といことでちょっと驚いたんですが・・・、

おそらく製作サイドで

この旅の意味をどうとらえるか決着がついたんでしょうね。

 

 

しかし、いきなりコスモリバースが届けられたとしたらどうなんだろうか?

助けてもらったと感じるだろうか?

親切な異星人のおねいさんを神とあがめるのだろうか?

 どうも他人がお膳立てした幸福には現実感がない感じがします。

 

やはり、平和だの、幸福だの、自由だのといったものは、

自分の手でつかみ取ることに意義があるのかもしれないなあ。